投資信託を長期運用するのなら、ドルコスト平均法がおすすめです。
特に初心者の方は精神面の部分で大きく影響されるからです。
ドルコスト平均法
ドルコスト平均法とは、毎月(毎日)同じ金額で積み立てていく手法です。
毎月でしたら、投資信託(ファンド)・購入金額・日付を指定をすれば後は勝手に証券会社が取引をしてくれるので手間が省けます。
毎日の場合は、証券会社の営業日になります。なので土日や祝日の取引はありませんので、月に換算すると大体20日前後になるかと思います。
ドルコスト平均法のメリット
ドルコスト平均法の最大のメリットは精神的な部分が大きいと思います。
下の図を見て下さい。
相場は必ず上がったり下がったりします。
Aで一度に手持ち資金100万円を使って投資信託(ファンド)を購入した場合は、その後順調に伸びて投資信託(ファンド)の価値も上がっています。
ですが、Bで購入した場合は精神的に辛いです。
1番高いところで購入してしまって、その後下がってしまっているからです。
いつかは上がるだろう
という気持ちがあるかと思いますが、時代によっては数年下がり続けることもありますので、かなり精神的にツラい。
100万円の価値がどんどん減って90万円、80万円、70万円・・・
あなたは耐えられますか。
ですから、特に初心者は一度で手持ち資金を全額投入することはしない方がよろしいかと。
その対策として、ドルコスト平均法。
ドルコスト平均法の使い方
一度で100万円分く購入するのではなく、分割で長期間運用をする。
A で10,000円分購入
A´で12,500円分購入
B で15,000円分購入
B´で13,000円分購入
C で12,000円分購入
こうすることによってリスクを減らすことができます。A´で12,500円分購入
B で15,000円分購入
B´で13,000円分購入
C で12,000円分購入
上の図を見て、「なんだCで買えば流れ的に上に行くから、ここで一気に買えばいいじゃん」って思った人もいるかもしれません。
じゃあCで買ってみましょう。
こうなりました。
下がってしまいました。
なぜ下がったか。
それは相場だからです。相場というのは不確実性を持っているからです。
一般に、不確実性とは、意思決定者のコントロールし得ない事象の生起の仕方にさまざまな可能性があり、しかもいずれの事象が確実に起こるか判明しないとき、その意思決定者の不確かな気持ちをさしていう。
引用:コトバンク
もちろん上に行く可能性だってあります。
ただ、いちいち毎回「上がっただの下がっただの」ってやっていたらストレスが溜まります。
ですので、毎月(毎日)積み立てで長期運用する方法がいいのではないかと思います。
最後に
私はつみたてNISAで長期運用を考えています。
目先の利益を追うのではなく、しっかりとした計画をもって、それを実行することで利益がうまれると思います。
最初は分からないと思いますので、小額から始めて、少しずつ勉強して分かってきたら投資する金額を増やせばいいのです。
少しでも参考になれば幸いです。
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